マクロビオティック酵素で完全無農薬・有機栽培農法

無農薬栽培を目指すには

農薬を使えば、有害な生物だけでなく有益な微生物やミミズなどの益虫、小動物も死んでしまうのが当たり前。 また、農薬を頻繁に使用すると病害虫に抵抗力がつき、薬が効かなくなることもあります。 すると病害虫が大発生し、植物への被害は甚大なものになります。 そしてさらに強い薬が必要に…。
人体への影響も考えれば、農薬はもちろん合成化学物質は使いたくないというのが本音でしょう。でも、「虫に喰われた野菜は売れない」、「病気に弱い作物を守りたい」 「作業を効率化したい」などの理由から、完全無農薬栽培を実現することは難しいのが現状です。
化学合成農薬を減らし、 無農薬栽培を目指すには、まず抵抗力のある健康な土壌に戻すことが肝心です。

そこで注目されているのが「マクロビオティック酵素」です。

マクロビオティック酵素による環境浄化への応用

オーガニック野菜の人気が高まる一方、多くの農作物は昔に比べて栄養価が低いと言われています。その原因は、土の健康状態が良くないため。 本来、健康な地中では、虫やミミズざまざまな命が生息し、人の腸内と同様に、善玉菌が作り出す酵素やミネラルが地中の有機物を分解・発酵することで、フカフカと暖かい、豊かな土壌としています。健康な土で育った植物は、 薬 (=農薬) や栄養剤(=化学合成肥料) などなくても丈夫で強く、栄養豊富な上に美味しくなります。
「マクロビオティック酵素」は人の腸内環境と同じように、土壌の微生物バランスを善玉菌優位にし、強く健康な土へと改良することができます。

土壌改良へ 「マクロビオティック酵素」の活用方法

「マクロビオティック酵素」による土壌改良は、どのようにすすめたらいいのでしょうか。

農作物によって栽培方法はまちまちでしょうが、例えば、発芽前の種、種イモ、球根などを、水で稀釈した「マクロビオティック酵素」溶液に浸したり、苗に溶液を蒔きます。そうして、それらを土壌に移植することで徐々に土壌に善玉菌が増殖し、本来の力のある土壌へとよみがえります。どの農作物も根張りが良くなり、大地の栄養素を吸収する力が向上します。
大切なのは、善玉菌の活性化。人の腸内環境と、大地の土壌内環境もまったく同じことなのです。